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から揚げやハンバーグで老化する?!
2016-06-01

みなさんこんみちは!

AGEという言葉を聞いた事ありますか?

AGEとは食べ物に含まれている老化物質だそうです。

「AGE(エージーイー)」という老化物質が他の料理よりも多く含まれていて、摂りすぎると髪の毛にツヤがなくなったり、顔にシミ・シワができるといった老化現象を促進させるというのです・・・!

「老化が促進する」ということは、「実際の年齢以上に老けてみられる」可能性が高まるだけでなく、死亡率もあがってしまうんです!

つまり、AGEは髪の毛やお肌といった見た目の老化だけではなく、体の中も老化させてしまうんですね!
長生きする秘訣は、AGEを増やさないことにあるのかもしれません・・・!
 
 
 
そして、唐揚げやトンカツ、ホットーケーキなどのこんがり美味しそうなきつね色の食べ物には、老化物質AGEがたっぷり含まれているのです。
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きつね色の食べ物に老化物質「AGE」が多い理由は

AGEの生まれる行程である「タンパク質と糖が加熱される」とはまさにこのことで、この美味しそうなとんかつには「AGE」がたっぷり含まれているのです!

豚肉(タンパク質)+ 小麦粉・パン粉(炭水化物の糖質)+油による加熱 = AGE

そして、こういったトンカツなどの、「AGE」を多く含む食品を頻繁に食べている人ほど、体内に「AGE」が多く蓄積されているといいます。

そんなAGEは、体内に多く蓄積されることで、老化が進むといわれています。

例えば、AGEが皮膚に溜まってくると、コラーゲンのプリプリ感が損なわれ、肌のハリがなくなることで、老け顔になってしまいます。
さらに、AGEが体に及ぼす影響というのは、見た目の老化だけではないのです!

同じような遺伝的背景を持っていても、AGEが多く、外見が老けている人の死亡率は、そうでない人の約2倍も高いというのです。
ということは、AGEによって見た目が老けて見える人ほど、あまり長生きができないということに・・・!

AGEの量は、食品自体ではなく調理方法によって大きく減らすことができるんです!

肌の老化やさまざまな病気を引き起こしてしまう「AGE」は、冒頭でお伝えしたように、タンパク質が、糖や脂肪と一緒に高温加熱された時につくられます。

しかし、同じ食材であっても調理方法を変えれば、生成されるAGEの量は大きく変わってきます。

例えば、以下のように鶏胸肉は、茹でた場合と揚げた場合では、AGE含有量に10倍近い差がでてしまうのです。

AGEの量は、「生」<「蒸す」=「茹でる」<「煮る」<「炒める」<「焼く」<「揚げる」の調理法の順番で増えていきます。

AGE量が最も少ないのは「生」で、その次が「茹でる」「蒸す」という調理法になりますが、「食材を生で食べることや、煮たり茹でたりすることが多い料理」といわれて、何か思いつきませんか?

そう、「和食」です!

 

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和食は、栄養バランスの良さからユネスコ無形文化財に登録されていますが、野菜の煮物や、魚のお刺身が多いことなど、AGEの点からいっても、大変優秀な食べ物なんですね♪

AGEは食品自体からの摂取だけでなく、体内でも少しずつ作られています。

例えば、ご飯やパスタなどの麺類、スイーツといった食べ物を食べ過ぎてしまうと、体内の血糖値が上昇し、血中のブドウ糖が過剰になってしまいます。

すると、体内にあるタンパク質にブドウ糖がくっついてしまい、タンパク質が体温で焦げることで、「AGE」が体内で作られてしまうんです!。

AGEは食品からだけでなく、体内でも作られる!

つまり、血糖値が上がりやすい、すぐエネルギーに変わる、ごはんや麺類などの炭水化物は、AGEを作りやすい食べ物であるといえます。

●血糖値の上昇を抑える食べ方の順番

  1. 野菜など食物繊維の豊富なもの
  2. 肉や魚・大豆などのタンパク質
  3. 最後にご飯や麺などの炭水化物
最強の野菜だし「ベジブロス」でAGEをふせぐ
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「ベジブロス」とは、野菜の端切れや種などを煮だして作る、だしのことです。

このベジブロスには、生活習慣病などを予防する機能性成分である「フィトケミカル」が多く含まれていることが解明されてきています。

さらに、このフィトケミカルには、なんとタンパク質がAGEに変化してしまうのを抑える作用があることがわかってきました!

ベジブロスは、いつもは捨ててしまうような野菜の端切れを煮込むだけでカンタンにつくることができます。
だから、お金をかけずにAGE対策を行うことができますね♪

「50度洗い」で食材を事前に下ごしらえする
50度のお湯で、肉や魚・野菜などの食材を洗う下ごしらえの方法を、「50度洗い」
といいます。
 以前TVでもやっていて50度洗いをするとおいしくなるとやっていましたね!

「50度洗い」をすると、野菜や肉の表面にある油を洗い落とすことができます。

AGEの量は、油で揚げる調理の際に最も増加するとお伝えしましたが、この「50度洗い」で食品に含まれる油をあらかじめ少なくしておくことで、AGEの増加を抑えることができるのです。

また、葉野菜などの場合は、AGEの摂取量を少なくするだけではなく、野菜の表面にある気孔が開き水分が入ることで、シャキシャキの歯ごたえとなり、素材本来のおいしさを引き立たたせることができます。

子供から大人まで、みんなが大好きな唐揚げやカレーライスに多く含まれる、老化物質のAGE。

AGEの摂りすぎは、見た目が老けるだけでなく死亡率まで上げてしまうとのことで、できるだけ体内に蓄積したくないですよね。

今回、ご紹介した内容を参考に、今日から早速AGE対策を始めて、若々しく元気に過ごしていきましょう♪

 

 

 

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